ゆる茶の茶話会 〜睦月の巻〜
春節シーズン真っ只中、「ゆる茶の茶話会 睦月の巻」を開催いたしました
多くのお客さまにお越し頂き、感謝申し上げます
睦月の巻のテーマは、雪を愛でながら飲みたいお茶❄️🍵
日本は今冬、雪不足でスキー場や雪まつりなどに少なからず影響が出ているようですが、ゆる茶の茶話会では、ほどよく雪がつもり、真っ赤な椿や南天の実が彩りを添えているイメージ…
さぁ、スタートです‼️
ウェルカムティーは、2019年の龍井茶をポットでさっといれて
緑茶の王様である龍井茶、今回はメインのお茶が変わる時に、お客さまのお口濯ぎとして口の中をサッパリして頂ければ…との思いも込め、ご用意いたしました
なかなか好評で一安心
茶藝と共にお届けした1番目のお茶は、傳統烏龍(梨山)
ふだんは蓋碗を使うことが多い私たちですが、コロンとしていて、少し無骨な感じもする横手の茶壺のお出ましです
立ち上る湯気…茶席の景色はまさに雪を愛でながらのよう
煎を重ねる毎に焙煎の旨味と深みが出てきて、美味しいお茶をお楽しみ頂きました
2番目は古樹銀針
雲南省の樹齢豊かな茶木から摘まれ、丁寧に作られたお茶です
「飲みなれている福建省の白茶とは全然違う」とのお声を頂きました
福建省のそれは馥郁たる香りと味が特徴的と感じますが、雲南省の方は、優しさの中にも清涼感がより印象的なお茶ではないかと思いました
3番目は漳平水仙、福建省漳平市のお茶です
丁寧に包まれた紙包みを開けると5~6センチ四方、厚さ1センチほどの四角く固められたお茶がお出ましです
大きめの蓋碗に1個をそのまま入れ、たっぷりのお湯を注ぎ、煎を進めていくと華やかさと甘味旨味が交差する味わい深いお茶にみなさんうっとり
茶殻も大きくしっかりしていて作り手のこだわりが感じられました
最後は、鳳凰単叢楊梅叶
爽やかな梅の香りと同時に桃の花の香りもほんのりと…
梅の開花を待つ冬の終わりに、一足早い春の息吹を連想させる、彩り豊かなお茶です
まろやかな口当たり、長く続く余韻、お茶湯の色まで花色のようで、お客さまの口元にも思わず笑みがこぼれました
28日(火)は、東京も雪の予報が出ていて心配しましたが、予定通り茶話会を開くことができました
お足もとの悪い中、お越しくださったお客さまのおかげと存じます
ありがとうございました
令和2年もゆる茶をよろしくお願い申し上げます
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