ゆる茶の茶話会 〜霜月の巻〜
冴え冴えとした晴天に恵まれた11月の末、ゆる茶の茶話会「霜月の巻」を開催致しました。
冬の足音もそろそろ聞こえてきた冷たい空気を吹き飛ばすような、体を温めるお茶をご用意しての茶話会です。
ウェルカムティーは古樹紅茶に蜂蜜のをほんのり効かせ、美しい琥珀色の紅茶に微かな甘みが加わり、ほっとひと息つけるような優しい味わいから
茶話会スタート!
霜月の巻メニュー、最初のお茶は「安渓鉄観音」。
緑茶を思わせるような清香タイプの鉄観音で、
薄い茶杯に透けて見える淡い水色も美しいお茶です。
続いては同じ鉄観音でも全く違うタイプの「木柵鉄観音」。
こちらは台湾で作られた伝統製法の鉄観音。
焙煎がきいていて、飲み終わったあと、果実を思わせる味が戻ってくるのが魅力的。
コンテストで賞を受賞した実力派のお茶です。
後半は武夷岩茶へと続きました。
3番目に登場したのは「老叢水仙」。
老叢とはざっくり言うと樹齢の古い茶樹のこと。水仙は烏龍茶の中でもポピュラーな品種ですが、こちらは老叢だけあって、さっぱりさを感じさせつつ丸みのある味わいです。
ラストは「正岩百瑞香」。
お部屋の中いっぱいに華やかな香りが広がり、煎を重ねてもどんどん美味しさが続く岩茶の良さを持ったお茶でした。
今回は焙煎のきいたお茶に合わせて、お菓子も味わいのしっかりとしたものをセレクト。
繊細でフラワリーな香りのお茶ももちろん良いのですが、焙煎された厚みのある濃香系のお茶とお菓子の組み合わせもまた、お茶飲みの楽しみの ひとつです。
楽しいおしゃべりと美味しいお菓子、そしてほっこりとしたお茶で寒さはどこへら、というひと時となりました。
来月はとうとう今年最後の月となりますね。
年末を飾るのにふさわしく、ゆる茶メンバーとっておきのお茶をご用意してお待ちしております!
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